総代さんのお墓をお迎えいたしました
先日高雲寺でご縁をいただき、高雲寺の墓地へ総代さんのお墓をお迎えいたしました。墓じまいのこの時代となった中、何より有り難いご縁に感じています。
少子高齢化や継承者不足などを背景に、先祖代々の墓を撤去して永代供養や散骨へ切り替える現代。
価値観の変化でしょうか? 先祖代々の墓を守る意識から、個人の供養や、後の世代に負担を残さないへとシフト、とも言えるでしょうね?
お墓を持たなくてもいい現代で、お墓を持つ意味はあるのでしょうか。
個人的な意見ですが、お墓は故人と今生きている家族をつなぐという精神的な役割が大切だと思います。
お墓参りで故人を思い出すことによって、関係を新たに築いていくこと、出遇い直すという事ですね。
お墓は家族が出会うための場所であり、浄土真宗におけるお墓は、故人の霊魂とつながるというよりは、故人を思い出し、今生きている家族の絆を確認するためのものなのです。
キリスト教も故人の霊魂はこの世に降りてきませんから、お墓は故人とつながる場所というよりも神に故人の霊魂が穏やかであることを祈る場所です。
お墓に手を合わせて、念仏の中に、自らの願いや思い通りになることを求めるのではなく、「思い通りにならない人生」をいかに生きるのか、先人たちが歩んだ道筋と、その生きられた姿を重ね合わせて、南無阿弥陀仏とお念仏申すご縁を大事にして、また一年、いや一日一日大切に過ごす事が願われています。



