「血縁よりも仏縁」

「血縁よりも仏縁」血のつながり以上に仏教の教えが絆となる事です。現世の家族や親類という枠組みを超え、同じ価値観や信仰を共有する者同士の深い絆や魂の結びつきです。

この仏縁は、家族に恵まれなかった私にとって本当に救いとなりました。家族は自身で選べないし、簡単に新しい家族ができるものでもないです。

母は安楽死を選んだ事もあるが、生まれたところからあまり望まれていない存在でした。父親のアルコール依存症は小さい頃から家族の悩みであった。幸せな家庭を見る度に羨ましく思います。

兄弟もいたが、兄は16年歳上で、姉は13年離れています。歳の差もあり、異父姉妹であまり親密な関係にならなかった。

しかし仏教はなかった事を惜しむのではなく、与えられた事に感謝の念を忘れずにの姿勢を説いています。日常のあらゆるつながりを単なる偶然ではなく「深い仏の導きによるもの」と捉える。

生まれ育った場所、その背景があるからこそ、今の自分となっている、子供の頃苦しみに出遇ったからこそ、仏法が今私の心に響いている。
時に全て受け容れるのが難しくて、なかなか頷けないけど、遇い難くして今あうこと得たり、これでよかった!と歩み続けようと思っています。

今日は東大阪、本願寺派の正善寺にご縁を頂きました。
本願寺派の寺院で法話するのは決して珍しくないです。私にはお東やお西の壁も気にならずに、同じ念仏者の仲間としての絆を感じています。