お寺の跡継ぎはいつも心配されますが、門徒さんの跡継ぎこそ心配です。
今日は朝早く家を出て、長浜へ出かけました。この天気ではお参りされる方はどれぐらいいるだろうか、と思いながら電車に乗りましたが、
雨天でも沢山の人がお寺の法要に足を運んでくださる事はいつも感動しています。
お参りされている方は年配の方も多くて、足元の悪い中と心配されている人もいると思います。
それでもお参りして下さります。
邦楽コンサートだと、雨天の場合、来客が三分の一減る感じです。
今の年配の門徒さんの熱心な姿勢がよく伝わってきます。しかし、将来次の世代にバトンタッチができるでしょうか? お寺の跡継ぎはいつも心配されますが、門徒さんの跡継ぎこそ心配です。次の世代は、いますでしょうか? 今の熱心な姿勢を、次の世代に伝えて行かなければ、日本全国の寺院は寂しい存在になりそうです、、。
立派な本堂があっても、誰がお参りしてくださるのか、という疑問が残ります。私たち僧侶に何ができるのか、何が課題であるのか、今こそは肝心な時期でしょうね?
檀家制度がだんだんなくなっても、地域の人々が聞法を求めて、お寺に足を運ぶようになって欲しいです。今までと、これからのお寺のあり方が変わる、、むしろ、変わらなければならない、でしょうね、、?
今日は滋賀県長浜市、慈榮寺の永代経でした。今回は2回目ご縁を頂きました。藤谷秀樹住職とお話しが色々盛り上がりました。
角寺院に紋があるとお話しを聞いて驚きました。寺院の紋で袈裟を作る事もあるそうです。その寺院の紋は何処に書いてあるでしょうか?