オリジナリティ
英訳された安田理深や曽我量深の表現力にいつも感動しています。二人の先生は如来 Tathāgata との関係やその実感を独自の言葉で表現しています。
我々も親鸞さんの引用だけではなく、出遇えたものを自らで表現すべきのでは、と思います。
「如来我となりて我を救いたもう」
自分ならではの表現はどこから生まれるのか? 自分が表現できる世界観とは何なのか?その素材を探る為、自分の外にあるものではなく、自分の中でしょう?
人のオリジナリティの溢れる、美しい表現に触れた時、「自分にも、このように表現できるようになりたい」という気持ちが生まれてきます。
自分だけの唯一無二の表現、、それがアイデンティティでしょう。
自分が自分であることの独自性。
つまり、自分の出身や生まれ育った環境、国籍、文化、などが自分を形成する上で大きく影響しています。
表現を通じて、自分の伝えたいメッセージを世に問い続けること、、。
以前もその話しをしたと思いますが、私は英語の表現には抵抗なく、頷けます。
「如来よりたまわりたる信心」、受け止めるのに苦労したが、英語は
The mind of faith arises within sentient beings based on the working of the Tathagata within them.
自然にくる。
今日は福岡の「田川組女性門徒の会 研修会」に向かっています。長い旅になるが、本を読む時間はたっぷりありまーす。






