先週末、正寿寺報恩講が無事に勤まりました🙏
お内陣はまだ未完成で床にはブルーシート、仏具もお洗濯のため仏壇屋さんに預けてあり、ほぼ揃っていない状態…💦
それでもたくさんのお客様が足を運んでくださり、本堂は満堂でした。
今回は浄土真宗門徒ではない方や、他のお寺の御門徒さんだけど、初めて報恩講という行事に参加して真宗の法話を聞くというお客様が何人かいらっしゃいました。
講師はスイス人で福井県敦賀市の高雲寺の住職ジェシーさん
お母さまの安楽死を通していかに仏法に出遇われ、真宗僧侶としての道を歩まれるようになったのか、そして真宗のおしえをどのようにいただかれているか大変わかりやすくお話くださって、お客様の心に大きく響いたようです。
初めて法話を聞いた私の友人たちも
「普段のささいな悩みが吹き飛ぶほど、目を覚まさせられるお話を聞かせてもらった」とか「立ち止まっていのちのことを深く考えさせてもらって、人生を歩む道標になった」と喜んでくれました♪
浄土真宗の行事や仏事の目的は、亡き人をご縁としておしえに出遇い、自分をみつめ直し、生きる上で大切な真実や真理に目覚めさせていただくことです。(そのために浄土真宗の寺院は法話を聞くための外陣というスペースが広く作ってあります)
生きていれば不安、孤独、悩み、苦しみ、悲しみ誰でもあります。一生思い通りの人など1人もいません‼︎
思い通りにならないものをどのように引き受けて、与えられたいのちを最後まで尽くして生ききっていけるか…
何度も何度も法話を繰り返し聞いて共に生きる感動に出遇い続けていきたいと思っています。