火曜日は奈良の常楽寺、そして今日は奈良の常福寺の報恩講にご縁を頂きました。

常楽寺の坊守さんとは大阪真宗学院で共に学ばせて頂いたので、久しぶりの再会で嬉しかったです。学院でも色々あり、それぞれの道を歩まれて、今に至っています。

常福寺にご縁を頂いたのは、実はこれで三回目でした。一年で変わったこと、変わってない事、振り返ると、あまり賢くはなっていないのは変わっていないところです。その浅い歩みながら、住職としてご縁を頂いたのは、大きく変わったところです、、。

住職になったから更に宗教の必要性について考えさせられています。宗教とは、私達が一番奥底で願っている、本当に拠り所とすべきものです。人の心の奥底より出てくる深い要求に応えるために宗教はあると思う。

別の言葉で言えば、求道心ですね。
課題を持つことがなければ、宗教という心の拠り所の必要性が感じられないでしょうね、。

しかし、自分に都合の良い「宗教」を求めようとするならば、本当に求めている真の宗教から離れたものになってゆく。自分が何故その宗教を求めているのか、その根本を常に確かめながら日々歩まなければならないと思います。

自分の問いや疑問、時に怒りといったことこそが、自分にとっての一番の入り口になります。疑問を求め続ける事も大事と個人的に思います。求めなくなったら、そこで歩みが止まる。
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