仏法に問い、語り合う場を開いてくださっているのが、お念仏の教えなのに、語り合うのが難しくなっているのは何故でしょうか? 意見を言うと、周りにどう思われているのかを気にして、疑問に思っても口に出さない傾向が見えています。こんなことは聞いてはいけない、あるいは、教えて頂いている場で、何故そうなっているのか、と講師に質問してはいけない雰囲気になっていることを、少し残念に思っています。

互いに自分の仏法についての理解を語り合い、信心を確かめる「寄り合い」がとても大事のではないでしょうか?講師の一方的なお説教ではなく、参加者が質問や疑問をお互いに出し合いながら、対話を深めていくからこそ、自分自身の課題が見えてくると思います。

自分を仏法に照らして、自分を見つめなおす大事な機会となります。

These were Rennyo Shonin’s words:

「仏法について語り合う場では、すすんでものをいいなさい。黙りこんで一言もいわないものは何を考えているか分からず恐ろしい。ともかくものをいいなさい。間違って受け止めたことも人に直してもらえる。」

c6f305ff.jpg

9df5e29d.jpg