前期修練が終わりました。一週間仲間と時間を共にして、教えについて語り合うことはとても貴重な体験でした。教えについて、互いの解釈を話し合う重要さをしみじみ感じました。「ご本尊を中心にした生活」、はいったいどのような生活なのか、同じを持ちながら一緒に考えていくのはとても大事です。一緒に修練受けた学生に、何故鉄の塊に手を合わすのか!と二人の時言われました。その子の純粋な疑問について、考えさせられました。何に手を合わせているのかは、大事な問いですね。
少し残念に思ったは、個人的なお願いについてあまり融通が効かないところでした。
食文化が違う私にとっては、一週間和食だけで、パン無しで生活するのはやはり苦しかったです。朝食は和食食べれなくて、パンを出して頂けるか、と事前に問い合わせしたが、断れました。アレルギーなら、パンは出してくれるようですが、そうではないなら、ダメと言われました。
パンを持ち込んだとしても、本当はルール違反ですから、皆と一緒に食べれません。朝ご飯が終わった後は直ぐに日程が始まるから、結局自分の食べる時間がないです。
真宗大谷派を、もっと外国に広めたい、と言いながら、そう言うところは本当に非協力的だと感じました。
食文化の違いもあるのですから、少し配慮があっても良い、と感じました。
もちろん、食事全て食文化に合わす事が出来ないですが、食パンを置くぐらいは、何の手間もないと思います。特に、持ち込みを許さないならですね、。最後にお腹の調子を崩して、血まで吐きました。
「郷にいれば郷に従え」ということは私も大事に思い、常に努力しています。しかし体が受け付けないことについては、どうしょうもないです。
国際化のスローガンは素晴らしいけれども、それに対応する為には、いろんな意見を柔軟に聞き入れないといけません。
中身が伴わないと、ただのお題目になってしまうだけです。
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