月参りみたいですね。近くのおばあちゃんの顔を見にきています。月参りではないですが、お念仏の話しもしています〜 私は門徒さんとの触れ合いが好きから、月参りに行けるのはありがたいな、と思っています。

門徒さんでなくても、一人暮らしの方が多くて、話しを聞いてくれる人がいれば喜んでくれます。亡くなった大切な人は、後に残った私たちにどのようなことを願っているのでしょう。そこは問い続けていきたいところですね。

浄土真宗では亡き人のためにお経を読んであげることではなく、むしろお経を聞かなくてはならないのは生きている私たちの方です。また、その意味を伝えていくのはお坊さんの役目でしょう。

亡き人は常に私たちにその仏の教えを届けてくれています。この導きを確かに頂くことがまことの供養で、「亡き人を案じる私が 亡き人から案じられていた」とはこの意味でしょうね。

月参りでお坊さんと共に手を合わせる事はとても貴重な事であり、なくなってはならない大事な習慣だと思います。仏法に遇えるご縁ともなります。そこは私たちお坊さんの大切な役目でしょうね。
IMG_8747