「命の平等」と人間のスケール
土曜日はうずらの一羽が足を骨折してしまい、慌てて動物病院に連れていきました。レントゲンを撮ったところ、骨折はかなり複雑で、10万円もかかる手術が必要となる事が分かりました。
スイスの動物病院なら、間違いなく、「安楽死」を提案されます。ところが日本の病院では、鳥であっても、その命をどうにか助けようとする医師。
人間の先入観もまた面白いものです。犬は足を骨折したら、10万かかっても、手術を拒否する飼い主はいないでしょう。しかし、鳥の為には同じ金額を出し惜しむところがあります。
命は平等と言いながら、比べる人間です。鳥の命と犬の命を比べる。
人間には必ず判断基準があり、常に自分のスケールで物事を決めます。
命には大きい小さいは無く、どれも貴重なものです。