キリスト教カトリック教会のローマ教皇フランシスコが亡くなったが、彼の精神を忘れてはいけない。他宗教との対話に積極的に取り組んで来られた。“We are all brothers and sisters" these were his words.
真宗の教え、親鸞さんの言葉とも共通しているところが多いでしょう。宗教の壁を超えて、生きる者同士の絆を結ぼうとしていた。
「教皇は私たちに福音の価値を、忠実と、勇気、普遍の愛をもって、特に最も貧しい人々や疎外された人々への配慮のもとに、生きることを教えられた」
フランシスコは沢山の人に大きな影響を与えたのは間違いないです。
個人的は、刑務所など、様々な場所で「洗足式」と呼ばれる儀式を行い、罪を犯した受刑者の足を洗っているフランシスコの姿が最も印象的だった。
この儀式は、キリストが最後の晩餐の前に弟子たちの足を洗ったことに倣ったもので、へりくだり、奉仕の精神を表すものとされているが、
実践できる人はどれくらいいるだろうか?
法王は受刑者らに、イエスの時代、客人の足を洗うのは奴隷と召使の仕事だったが、「これはイエスの教えであり、福音の教えだ。奉仕を教えるものであり、支配や、他者への辱めを教えるものではない」とフランシスコの言葉で、最も強き者が最も小さき者に奉仕しなければならない」と語った。
フランシスコは他宗教との対話に積極的に取り組み、平和の実現を訴えてきた。特に、ユダヤ教やイスラム教との対話に力を注ぎ、他宗教との相互理解を深めていくことを目指していた。
互いの世界が違っても、互いから学ぶ姿勢、相手をありのまま認め合う、これが問われている。
Let’s carry Francisco‘s message in our hearts and try to integrate this into our lives.