教えについて語り合う道場、一緒に語り合いませんか?

「ただ物を申せ」

お寺での聴聞は、聞いていればわかったような気持ちになる。小さな疑問があっても、まあお坊さんの言ってることだからとそのまま終わらせてしまうことも多い。でもそれは正しく理解したかは疑問である。また解釈は人によってそれぞれである。

仏道を歩むと、自分を抜きにしては始まらない。だから、心に引っかかったことはそのままたずねて、聞いていくのが大事なことだと思う。

蓮如上人は、「ただ物を言え」とおっしゃってる。

「信不信ともに、ただ物をいへと仰せられ候ふ。物を申せば心底もきこえ、また人にも直さるるなり。ただ物を申せと仰せられ候ふ。」

「信心を得たものも得ていないものも、ともかくものをいいなさい。そうすれば、心の奥で思っていることもよくわかるし、また、間違って受けとめたことも人に直してもらえる。だから、すすんでものをいいなさい」と。

場所も形も未定だけど、毎回、何処かのお寺の本堂を借りてできればいいね、京都近郊の府県と今は考えている。僧侶門徒問わず、同じ思いを持っている人が集まればどうかと考えている。ご提案あれば是非。
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