宗教は国籍ではなく、心の問題です。何を拠り所にして生きるのか、それによって 「the way of life」が決まります。グローバル化した宗教」で、日本人は牧師になり、西洋人は僧侶の道を歩む時代になりました。異文化から浄土真宗に入って、語学のハードルもあり、教学の勉強も簡単ではありません。しかし、僧侶の道に憧れ、得度と共に新しい人生が始まり、浄土真宗とお念仏に出遇えて本当によかったと、感謝の気持ちでいっぱいです。この道を歩ませて頂いているのは当然ではありません。私を支えて、私の歩みを応援して、導いてくださっている人がいるからこそ、歩めるようになれたのです。国籍、人種や言語が違っても、同じ念仏者として歩んでいる道に違いはありません。
あなたのなかの ほとけさまがわたしのなかのほとけさまに 微笑みかける
「仏仏相念」「仏と仏とが相念じる」世界、という本願のこころに互いににうなずき、尊敬しあえる世界です。
どうして、人種と国籍が気になるでしょうね、、。