今日は鳥取県米子市の浄福寺で住職の小谷信裕先生にご縁を頂きました。米子市は初めてだったので本当によかったです。
住職さんは性格の明るい素敵な方です。初めて出逢えたのに、昔から知っているかのようでした。
住職さんはFacebookで私の投稿を読んでくださり、声をかけてくださいました。有り難いご縁です。
今日改めて感じた事ですが、
一人一人が自らの悲しみを背負っていながら、悲しみは自分だけが持つものであると思い込んでしまう、ことです。
しかし、自分の悲しみを語っているうち、その悲しみは私だけの悲しみではなくなる、共通なものとなってくれることに毎回驚き、感動しています。
法話の後、抱きしめて下さるある門徒さんの心にある悲しみが私に伝わってきて、大切な人を失った悲しみは共通の思いであると深く味わえました。
仏の子としての目覚めをうけながら、お浄土をめざしてこの人生を生きるという新しい方向が与えられます。
死に別れることは辛くて寂しいことですが、その別れを通して「おかげで尊いものに遇えた」という世界があるからこそ、頂いたいのちを貴重なものとして、生を全うしたいものです。