2023年
生きる意味を分からなくなっている時にこそ
ドイツに起きている深刻な教会離れのイメージです。若い人はもう宗教が必要としないでしょうか?そう言えば私もスイスで教会に行ったのは、小学校の時だけでした。私こそ宗教を必要としませんでした。何故仏門に入ったか、何故浄土真 […]
冊子「命は誰のものですか」
今までの思いや考えをまとめた冊子「命は誰のものですか」が出来上がりました。20ページ程で手軽に読めるサイズになっています。またご縁を頂いたところに持って行きたいと思います。 このテーマは、重要かつ大きなテーマであり、自ら […]
父と子の物語を仏教の視点から
キリスト教の父と子の物語を仏教の視点から考えてみました。ドイツ語では、Der verlorene Sohn「放蕩息子の帰還」というタイトルです。 ある人に息子が二人あり、弟が父に財産を分けて欲しいと言う。父が応じると、彼 […]
「どんな私でも抱きしめて貰いたい」
「どんな私でも抱きしめて貰いたい」という自分の願い、Unconditional compassion and acceptance without judgment 、無条件の慈愛、これは全ての人が願い求めるものでしょう […]
逆縁は本当は有り難いご縁として受け容れたい
悲しい別れを通してにしか出逢えない世界、有り難いご縁として受け容れ、感謝できるようになりたい 私も今まで逆縁についてあまり考えた事なかったが、私が真宗と出遇えたことこそ逆縁でしょうね。逆縁という表現にネガティブな印象を受 […]
What is 「the Other Shore」?
What is 「the Other Shore」?それを考えさせてくれるのは、「幸福な王子」の物語です。 ある街の高い塔の上に、王子の銅像が立っていました。全体が金でおおわれ、目はサファイヤ、剣のつかにはルビーがはまっ […]
「阿闍梨餅のご縁」
先日は大丸の横にあるかかりつけ医の辻医院で診察や会計を済まして、出ようとしたところ、阿闍梨の手提げ服を持っている年配の方が入ってきました。すれ違う時、間衣を着ている私が「阿闍梨、美味しいですよね!」と声をかけたら、「そう […]