専修学院で「ジェシーを囲む会」に参加させて頂きました。学院生と共に教えについて語り合える素敵な時間になりました。これから住職になっていく事に関して、不安を抱えている人もいるとお話しを聞きました。門徒さんからの問いかけに答えられなかったら、とプレッシャーを感じる、ジェシーはどうか、という問いがありました。If I don’t know the answer, I say that I don’t know. But that I want to learn together.
答えを持てない時は知らないと答える。共に学びましょう、そう言えば良いのでは、と自分の考えを話しました。私よりずっと歩みの長い門徒さんよりは知っていなければならない事もないと思います。分からない、と言える住職こそ親しみやすいでしょう。近寄りやすいというか、門徒さんもきっとアプローチしやすいと思います。
立派な住職なら、全ての答えを持っているかもしれません。それはそれで素敵です。しかし、分からないと答えるのも恥ずかしくないと思います。いろんな形あって良い、こうでなければならない事はない。
しかし、専修学院は本当に素敵な場所で羨ましい限りです。この場で学ばせて頂ける人は恵まれている。語り合いの中、親鸞さんが出逢った教えに自らが出逢っていく。
最後は、お寺離れの状況の中、私たちに何ができるのか、のテーマになりました。伊勢谷先生の、we want, we must, we can は肝心でしょう。何をしなければならないのかはもちろんありますが、何が望まれているのか、そこを考えながら歩んで行きたいと思います。