・釋萌海便り
あすありと思ふ心

「あすありと思ふ心のあだ桜夜よ半わに嵐の吹かぬものかは」という言葉に今日改めて出逢いました。 「今日はもうしんどいから、明日にしといたら」とある方によく言われています。しかし、明日にまだ命あるかどうかも分からない厳しい現 […]

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・釋萌海便り
必ず有縁の法によれ

ただ仏法を学ぶという事であれば、どんな教えだって学べる。学問の対象として学べる。しかし仏法を生きることとしての学び、行学とするときには、必ず有縁の法によれと。

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・釋萌海便り
慚愧心こそ仏の心です

何故浄土真宗選んだのか、とよく聞かれていますが、考えてみたら、私はお念仏を選んでないです。お念仏に感動したから、僧侶になりたかったと言えたら、話しやすいでしょうが、そうではらありません。私はむしろ儀式に憧れて、僧侶なりた […]

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・釋萌海便り
NHK全国放送「千年の調べ 京の和楽器」

京コトはじめNHK全国放送「千年の調べ 京の和楽器」の収録が無事に終わりました。朝7時から家を出て、本番午後2:05 までの時間があっという間に過ぎました。 着付けやメーク、リハーサル、打ち合わせなどが次々にあって、休む […]

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・釋萌海便り
僧侶が身に着けている袈裟衣の意義

「あなたはいつでもどこでも袈裟衣を着用していることはすばらしいこと、そして声明の声のすばらしさは誰しも感ずるところです」と今日師匠からお言葉を頂いて、本当に嬉しかったです。 僧侶が身に着けている袈裟衣の意義は何でしょうか […]

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・釋萌海便り
何故浄土真宗選んだのか?

何故浄土真宗選んだのか?とよく聞かれています。僧侶の道に憧れていましたが、宗派には詳しくなかったです。正直にいうと、宗派についてそこまで深く考えてもいませんでした。 当時働いていた西山高校は西山浄土宗に関係があり、僧侶で […]

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・うずら飼育日記
うずらに教えられたいのちの法則

うずらに教えられたいのちの法則 並うずらの卵はよく知られていても、その卵を産んでいる鳥を、見たことがないという答えがよくあります。不思議ですね。スイスやドイツでは、Japanische Legewachtel として知ら […]

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・釋萌海便り
役に立たなくていい

「役に立たなくていいです。人は何かの役に立つために生まれてくるのじゃないのです」という法語はあります。 しかし、こんな事を本当に受け容れるのはどれほど困難か、最近身に染みいて感じています。役に立たない自分を受け容れる事は […]

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・釋萌海便り
何故そんなに死にたいか

安楽死を行う1時間前の母の写真です!老いていきたくない、これからは下り坂しかないから、もういい!とは彼女の最後の言葉でした! 来週の木曜日、10時に死にます!立ち合いますか、と! 今振り返ってみると、彼女のわがままな決断 […]

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・釋萌海便り
得度するにあたって、、

得度を望んでいた私には、何回も次のような発言ありました。「あなたには得度する必要がありません!」どうして私に得度する必要がないと決めつけれるでしょうかね? 最初、声明を少し教えて頂いた前住職の方が私を寺院に連れて行ったら […]

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